絵の具で絵を描く時、筆を洗うための水は、
始めは透明で底まで見えていますが、いろんな色を使っていくうちに濁って、中が見えなくなるものです。
お釈迦様は、それを人の心に喩えられました。私たちの心は様々な煩悩により、透き通ったきれいな水のような状態を保つことは難しいのです。
皆さんは友だちとケンカしてしまった時、そのイライラを家族に八つ当たりしてしまった経験はありませんか。それはまさに、怒りで心が濁ってしまっている状態なのです。
このように、私たちにはたくさんの煩悩があるため、何か一つ煩悩を抑えることができたとしても、また新たな煩悩が、次から次へと生まれてきてしまいます。
心を掃除する
私たちは心をきれいに掃除して、煩悩という汚れを落とす必要があります。
しかし、心の汚れは目には見えないため、まとめて掃除するというわけにはいきません。日々、きれいに掃除する必要があります。
さらに、常日頃から、「欲張らない」「怒らない」「怠けない」を意識して善行に励めば、心は輝き続けることができるのです。
煩悩に負けそうな時には、家族や目標を同じくする仲間たちと励まし合うことも大切です。
そうして、心を磨き続けていきながら、皆で明るい未来をつくっていける存在に成長していきましょう。
文・日向 うらら
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