◇疑いの心◇
召使は、果樹園の主の言うことを聞かず、
マンゴーがおいしいかどうかを自分で確かめるため、全てかじって味見しました。
その結果、お金持ちはマンゴーを食べることなく、全て捨ててしまうことになってしまいました。
確かに、自分の目で確認をすることはとても大切です。
しかし、全てのことを自分で確認をしようとすると、このような結果になってしまいます。
果樹園の主は、マンゴーの木を育てていたわけですから、マンゴーのことをよく知っていました。
いわば「専門家」です。
その主が、「一つ味見するとよい」と言っているので、召使は、素直に一つだけ味見すればよかったのです。
果樹園の主に言われたことを信じず、自分の判断で行動したことが、そもそもの原因でした。
◇素直に耳を傾ける◇
皆さんが、親や学校の先生から指摘や注意を受ける時、そこには「思いやりの心」があります。
この思いやりの心を感じ取り、言われたことを素直に聞き、それを実践していれば、
おのずと、思い通りにならないことが少なくなります。
それどころか、そうした素直に耳を傾ける姿勢は自分の成長へとつながり、周りを感動させたり、
友人など、周りの人にも善い影響を与えることができます。
自分自身の成長のために、素直に親や学校の先生の言うことに耳を傾けて、
実践していくことを常に心がけていきましょう。
文・安土 ゆうき
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